生まれも育ちも埼玉のくせに埼玉をバカにしています
どうも、だいじんです
実はずっと隠していたんですが2022年に埼玉に引っ越してきてから
近所の居酒屋で2軒連続で入店を断られてからというもの埼玉をバカにしています
今日はその時の話をすこし書いてみようと思います
近所の居酒屋の常連になれると思ってたんだ
引っ越しもだいぶ落ち着いた2022年のある日
ぼくは家から徒歩1分圏内の2軒連なった小さな居酒屋へ出向きました
その時はまあ飯時だし2軒あるうちのどっちかに入れればいいかな、とか
ご近所だし今後は仕事の合間に行けるかな、とか
読みたかった本読みながらひとりでゆっくり酒飲めるかな、とか
ご近所さんと仲良くなっていろんなお店を紹介してもらえたりするのかな、とか
顔見知りになったら2軒あるのにどっちか贔屓にしたらもう1軒の店に悪いかな、とか
近所のお店あるあるな色々な妄想で胸を躍らせながら
ニヤニヤしているうちに1軒目の居酒屋の前に到着しました
いざ暖簾をくぐり、店内を見渡すと
カウンターには満席の常連っぽい男女7人と、テーブル席は全4席程が空いています
それを確認して一瞬、最初はテーブル席で1人で飲むのかな?とか
もしかしたら常連さんに声をかけられてカウンターの仲間に入れてもらえたり
仲良くなって誰かがキープしてるボトルを振る舞ってもらえたりするのかな?と期待しましたが
外からでも分かるぐらい盛り上がっていたカウンターの常連達(妄想)は
こっちを見るなり一斉に静まりかえって15秒の沈黙
常連どうしで気まずそうに目配せしあった後(超妄想)
1番ハッスルしていた常連っぽいおっさんが伏し目がちにCHEMISTRYみたいなボイスで
「あ、、、マスター、、、お客さん来たみたいよ、、、」
と一言
さっきまでこんな顔で、生き生きと接客していたマスターが
こんな顔になって
「あ、ああ、い、いらっしゃい、、、」
…
お、おまえ等…
ウソでもいいからもうちょい取り繕えよ!!
どんだけ新規の客がイヤなんだよ!時間もまだ早いよ!
妄想と現実のあまりの落差に
「あ、すんません、また来ます、デュフフww」
って言っちまったじゃねーか!
不意に全く準備していなかった台詞を口走った勢いでよだれを垂らしてしまい
扉を閉めた後に店の前で立ち尽くしてしまいました
あれ、おかしいぞ?
といった気持ちが拭えず現実が受け入れられないままフラフラと
真隣にある2軒目の店に吸い込まれたらこんどは
(1軒目の衝撃で記憶が曖昧だけど、扉が半開きでウェルカムな雰囲気だった)
どう見ても客が2人しかいないのにキッチンにいる
ワンオペで150連勤してます、みたいな顔したババアが
無言で顔をゆっくりと横に振りながら
胸の前で両手で小さくバッテンを作って
ハ・イ・レ・マ・セ・ンのサイン
HELLS COME TRUE
僕の想いは誰にも伝わらなかったので
家に帰って一人でビール五杯飲みました
それはア・イ・シ・テ・ルの言葉のかわり